158808 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

おどるあほうの日々

おどるあほうの日々

2004年観た芝居上半期リスト

2004年に、私が観たお芝居の上半期リストです。ちょっとまとめてみました。下半期も近日公開。

「リチャード三世」
2月1日(日)12時半~北九州芸術劇場大 S席9000円
※市村正親がすごくチャーミングだった。人間くさくて、素敵。
動物の死骸がおちてくるイントロとエンディングが好きだった。人の愚かさを笑ってるみたい。

「だれか、来る」(公共ホール演劇製作ネットワーク事業)
2月8日(日)13時~北九州芸術劇場中 3500円
※体調が悪いこともあって、半分寝てしまった。ので、感想が書けない。
途中薄い膜の中に役者さんが入って話が進むところで、もうたまらなく眠くなってしまった

「タイタス・アンドロニカス」
2月18日(水)19時~メルパルクルホールHUKUOKA 招待
※いまひとつもりあがらなかった。内容はショッキングだったんだけど…。岡本健一がよかったなあ。

「日本の春」(ケカリーノケカリーナ)
4月3日(土)14時~アクロス福岡円形ホール 1500円
※かるく楽しむ分には問題ないとおもう。
  
「くるえるシスター」(小耳プロジェクト)
4月17日(土)16時~青年センターワンコインシアター 500円
※どきっと何かえぐるようなものが潜んでいた。

「ハルシオンデイズ」(KOKAMI@network)
4月25日(日)19時~西鉄ホール 6300円 
※素直に感動した。昔話をみんなでお芝居にするところとか、学芸会でがんばっていろいろつくったような手作り工夫道具がいっぱいでてきて、これって原点だなあと思った

「オセロー」(ロイヤルシェークスピアカンパニー)
5月5日(水)14時~北九州芸術劇場中 5000円
※現代的な演出。役者さんの表現力など、すごいなあと思う。
けど、自分はオーソドックスなものが観たかったので、その点ずれがあった。デズデモーナがもうちょっと可憐な方が好みだ。あくまで好みの問題

「会議・卵のカラ」(劇団天地)
5月15日(土)青年センターワンコインシアター 500円
※「会議」は、役者がずっとよつんばいなので、客席から役者の姿がみえずストレスになる。全体的にまったりしていた。

「ドライブインカルフォルニア」(日本総合悲劇協会)
5月22日(土)福岡市民会館 6500円
※人って、だめで、おろかで、じたばたしてるけど、その「じたばた」に美しさがかくれてたりするんじゃなかろうか。
イメージのころころ変わる秋山菜津子さんという女優に興味をもった。

芝居ではありませんが…ドキュメンタリー映画の上映会
「about documentary 映画美学校in福岡」
5月30日(日)赤坂REELOUT 
※○クナウカの「オイデプス王」の、稽古風景と利賀村での本番とを、つなげてみせる。稽古風景とも、本番の記録ともちがう。面白い感覚。
○エイズでなくなる人を追い続けるドキュメント。
そこに人がいて、映す人がいて、映す側や映される側、いろんな葛藤がみえてくる。ドキュメントって、対象に自分自身をうつしこんでいるのかなあ。
 
「静かなる革命」(かまわぬ)
6月5日(土)ぽんプラザ 前1500円
※ふと月をながめたくなる。浮浪者の宴会シーンが印象的。

「千鳥ヶ池」(非・売れ線系ビーナス)
6月12日(土)ぽんプラザ チャリティー
※言語感覚、世界の作り方など、おもしろいものがあった。場面場面は、つながってながれてゆくかんじではなかったけれど。でも、ひっかかるものがあった。

芝居ではありませんが…維新派のドキュメント映画
「蜃気楼劇場」(杉本信昭)
6月12日(土)赤坂REELOUT
※10年以上前、福岡に維新派が来たとき見に行った。西新ビーベンという地下のキャパ80くらいのレストラン。あれは「維新派を観た」ということにはなってないと思った。
とにかくすごい、ちょっとしたデパートほどの広さの建物をつくりこんで一つの世界が立ち現れる。そして公演が終わると建物はなくなる。想像と破壊の繰り返し。効率とか、生産とか、そんなことは一切無縁。
圧倒された。

芝居ではありませんが…福島泰樹短歌絶叫コンサート
「ダンスデカタン」
6月13日(日)19時~和光音楽ホール 2500円
※ピアノと朗読と、舞踏。ぶつかり合いがおもしろい。それぞれが確固たるものをもって存在している。みごたえあり。

「見知らぬ人」(劇団GIGA)
6月19日(土)13時半~青年センター1コインシアター 500円
※魅力的な戯曲だとおもった。人のエゴ、野心、ずるさ、きたなさ、いろいろふくまれている。
けれど、それをほりさげるまで至っていない感じがした。面白いと思える場面はあるが、つながっていかない。「台詞」をきちんと届けるというのは、とても重要なことだなと思った。

「スパイラルモンキーズ」(ホールブラザーズ)
6月27日(日)ぽんプラザホール 1800円
 

    


© Rakuten Group, Inc.